矯正歯科
美しい口もとをつくる
矯正歯科治療
矯正歯科
矯正は見た目の良さを求めて始める方が多いですが、虫歯や歯周病の予防にも役立ちます。また、噛み合わせを良くして身体に不均一な力がかかることを減らし、肩こりや頭痛の解消に役立つ例も少なくありません。
さらに、成長期に矯正を行うことで口呼吸を解消して自然に鼻呼吸に誘導しやすくなる利点もあります。矯正は成人前に行うものというイメージを持つ方もいらっしゃるようですが、成人後でも可能なので、お気軽にご相談ください。
こんな歯並びのお悩みは
ありませんか?
- かみ合わせが悪く上手く咀嚼ができない
- 歯並びが気になってうまく笑えない
- 舌ったらずであると言われたり、発音が聞き取りにくいと言われることがある
- 歯並びが原因で食事がしにくいと感じる
- 八重歯などの目に見える歯の見た目が気になる
- 歯の間の隙間に悩んでいる
- 口の開け閉めが難しい、違和感を感じるときがある
上記のようなお悩みがあれば、当院にお気軽にご相談ください。当院は複数の矯正方法を取り扱っているため、患者さまに適した提案ができますし、場合によっては矯正以外の方法で対応できる例もあります。
当院が矯正治療で大切にしていること
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1矯正治療の重要性
小児矯正
小児矯正では特に、6歳臼歯と呼ばれる永久歯が生えてくるタイミングで、今後の歯並びやかみ合わせの傾向が明らかになってきます。
かみ合わせの異常を放置すると、掛け違えた洋服のボタンのようにすべてがずれてしまい、お口本来の機能を十分に発揮できません。歯ぎしりもうまくできず、ストレスを発散しにくくなり、健やかな成長発育に悪影響を及ぼす恐れもあるのです。できるだけ早い時期から矯正治療に取り組むことで、永久歯が生え揃った後や将来に起こりうるリスクの予防につながります。
また、3歳~4歳くらいのお子さまは、上下の前歯の間に隙間ができる開咬や受け口などが明らかになりやすい時期です。指しゃぶりや前歯の裏側を舌で押すなど、お口の発達を妨げる「口腔習癖」が見られる場合は早期の改善が必要です。永久歯が生える前に本来の正しい状態を取り戻すには、矯正治療が欠かせません。
小児矯正であれば、顎の骨を広げて歯が正しく並ぶスペースを確保できるなど、顎の骨の成長を利用した治療が可能です。お子さまの成長とともに、お口の環境は常に変化し続けています。矯正治療が済んだら終わりではなく、その後も定期的な経過観察を行い、正常な歯並びとかみ合わせの維持をめざしたサポートを大切にしております。成人矯正
矯正治療は年齢制限がほとんどなく、大人の方も治療可能です。
治療により歯並びがきれいになると、お口もとの自然な美しさを作り出せます。「歯並びが気になって人前で笑えなかった」など、ご自身のコンプレックスを解消でき、自分に自信が持てるようになる方も多くいらっしゃいます。
また、歯みがき(ブラッシング)がしやすくなり、虫歯や歯周病の予防にもつながるのです。 当院では見た目の美しさに加えて、正しい顎関節の動きといった「機能面」も重視した矯正治療の提供を大切にしております。
矯正治療によって顎関節の動きやかみ合わせを正しくなると、原因不明の頭痛・肩こり・腰痛など、不定愁訴と呼ばれる症状の改善も期待できます。成人矯正では多くの場合、すでに顎の成長が済んでいるため、症例によっては歯の一部を小さく削ったり抜歯したりするケースもあります。当院ではレントゲンや顎機能検査など、精密検査で明らかになった現状から、一人ひとりの患者さまに適した矯正治療のご案内を大切にしておりますので、気になることは何でもご相談ください。 -
2できるだけ今の歯を生かす非抜歯矯正とは?
矯正治療の多くは、小臼歯と呼ばれる歯を抜いてスペースを作り、歯を動かしていきます。ときには抜歯も必要ですが、抜歯が原因で顎の動きに悪影響を及ぼす可能性があります。矯正治療で歯並びが美しくなったにもかかわらず、治療後に口の開けにくさに悩まされる方も少なくありません。
当院が矯正治療で特に重視するのが、「歯並びと顎機能の調和をめざすこと」です。
その実現のために、できるだけ抜歯をしない「非抜歯矯正」に取り組み、今ある歯を残した矯正治療をご提案しております。歯並びと顎機能が調和していれば、抜歯をしても問題はほとんど起こりません。しかし、調和していない状態で抜歯をすると、かみ合わせのバランスが崩れてしまい、さまざまな不調を引き起こす原因になるのです。
矯正治療の開始前には、専用の特殊な装置を使用する「顎機能検査」を必ず実施し、顎関節の動きを明らかにします。顎関節の現状を適切に把握でき、患者さまにとって本当に必要な矯正治療の提供につながる大切な検査です。
検査結果をもとに非抜歯矯正を実現し、治療期間の短縮や患者さまの体にかかる負担を軽減した矯正治療をめざしております。 -
3矯正治療をご希望の方へ
当院で行う矯正治療は、単に歯並びを整えて見た目だけを美しくするものではありません。かみ合わせや顎関節の動きなどの機能面も正しくし、「歯並びと顎機能の調和」を大切にしております。
顎機能検査や非抜歯矯正など、事前の精密検査や治療法にもこだわり、一人ひとりに合わせた矯正装置を用いた矯正治療の提供が可能です。特に顎機能検査では、経験を積んだ歯科医師が検査を担当し、より正確な診査・診断の実現が期待できます。また、矯正治療以外に一般歯科の治療も院内で行っており、治療期間中に生じた痛みや虫歯の応急処置にもスピーディーに対応できます。
当院では今ある歯をできるだけ残し、なるべく削らない矯正治療に取り組んでおりますので、「自分に合った矯正治療をしたい」「他院では矯正が難しいと言われた」「矯正のために手術が必要だと言われた」などの場合は、まず当院にご相談ください。
様々な歯列矯正
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インビザライン
透明なマウスピースを使用するので、見た目のストレスが非常に少ない矯正方法です。脱着が容易なので食事や歯磨きは普通通りできます。また、マウスピースは数週間ごとに新しいものに変えるので、非常に衛生的なことも利点です。
インビザライン治療前の注意点
- 1日の間で決まった時間装着しないといけない
- きちんと装着の時間、使用するアライナーを装着しないと効果が出にくい
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ワイヤー矯正
ブラケットと呼ばれる部品を歯の表面に接着し、そこにワイヤーを通して力をかけることで歯並びを整えていく治療方法です。治療の歴史が長いのでエビデンスが豊富なことや、適用できる症例が広いことなど、多数のメリットがあります。その一方で、ブラケットとワイヤーが目立つことから敬遠する人もいますが、近年は歯の色に近いブラケットやワイヤーを使うことで、装置が目立たないような工夫も行われています。
治療前の注意点
- ワイヤーの締め付けで痛みを覚えることがあります
- 金属製のワイヤーやブラケットを使用した場合、目立つ可能性があります
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マルチループ矯正
一般的な方法では難しい奥歯の移動もできる矯正方法です。嚙み合わせの調整に適していますし、下顎の位置や歯の高さなども変えることが可能です。抜歯することなく矯正をすすめることができる点や、同時に異なる方向に向かって歯の位置を動かすことができる点、治療期間が短いなどの利点もあります。
治療前の注意点
- 治療開始時から慣れるまでの間は、締め付けられる感覚や引っ張られる感覚があります
- 通常のワイヤー矯正よりワイヤーを多く使用するので、矯正中の外観も重視される方にはあまりお勧めいたしません
矯正歯科症例紹介
内側に入った前歯の矯正治療
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Before
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After
年齢 | 40代 |
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性別 | 女性 |
治療期間/回数 | 2年 |
費用 | 88万円(税込・処置料込) |
治療方法 | マルチブラケット装置(マルチループワイヤー矯正) |
メリット | マルチループワイヤーを使用し歯を3次元に動かし咬合平面をコントロールすることで歯を抜いたり削ったりせず歯列を整えることができました。 歯並びが整うことで噛み合わせもよくなり、偏頭痛も軽減しました。 歯ブラシもしやすくなりました。 |
デメリット | マルチループ矯正により歯面の清掃が難しくなり、清掃を怠ると虫歯や歯周炎のリスクが高まります。 歯牙の移動に伴い、歯根吸収や神経の失活を起こす場合があります。 保定装置を決められた時間しっかりと使用しないと後戻りする場合があります。 |
料金について
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一般矯正880,000円~1100,000円
(調整料金も含まれます)(税込み費用)